インプラントー口腔外科

口腔外科

h2_01_img01耳慣れない言葉かもしれませんが、文字通りに解釈すれば口腔(こうくう/口の中)の外科一般を扱う科です。例えば顎骨のなかに埋まっている親知らずの抜歯、口のなかのできものの切除術などです。

しかし、外科だけを扱う科では決してありません。顎・口腔には多種多様な病気が起こります。顎骨炎、骨髄炎、口内炎(難治性も含む)、顎関節症、神経痛、癌(歯肉癌・舌癌)、口腔心身症など、列挙すればきりがないほどです。

親知らず、埋伏過剰歯、など一般歯科では困難な歯の抜歯

一般歯科では困難な親知らずや、埋まっている歯を、抜歯します。

顎関節症の診断と治療

顎の関節に、痛い、音がなるなどの不快症状がある方は、ご相談下さい。

口腔粘膜疾患・口内炎の治療

口内炎がよくできる、なかなか治らない方は、ご相談下さい。痛い口内炎もレーザー治療で早期に治癒します。

炎症・外傷

歯や傷からの感染による炎症の治療・歯の破折や脱臼・歯槽骨骨折の処置

のう胞・腫瘍

顎顔面領域に起こるのう胞(袋状のできもの)・腫瘍(癌も含む)の診断と治療

舌痛症・口腔乾燥症(ドライマウス)

口腔顔面痛

顎顔面領域の原因が特定できない難知性の痛みや違和感の診断と治療

睡眠時無呼吸症候群・摂食嚥下障害

歯科金属アレルギー

上記疾患の診断・治療のために、必要に応じて血液検査・画像検査(CT/MRI)を行います。当クリニックで診断・処置が困難なケースは提携他科医療機関(耳鼻科・皮膚科・心療内科など)や高次医療機関(和歌山県立医科大学・日赤和歌山医療センターなど)へ紹介いたします。

口の中のできもの(良性腫瘍、がん)

良性腫瘍やがんは歯ぐき、舌、頬の粘膜、あごの骨の中にもできることがあります。
小さいうちに発見されるとよいのですが、痛くないまま大きくなるため気づいたときにはかなりの大きさになっていることが多い傾向にあります。
歯周病に似た状態で歯が動いている、口内炎がなかなか治らないなどで受診した時に発見されることも少なくありません。
当クリニックの定期健診では、歯だけでなくお口の中全体を検診しています。

骨の中の膿ふくろ(膿瘍、のう胞)

歯の根の先に膿の袋ができていることがよくあります。これは歯根のう胞といいます。
あごの骨の中で徐々に、何年もかけて大きくなることがあります。歯の根の治療で治ることもありますが、手術で取り除かなくてはならないこともあります。これも痛みのないまま進行することが多く、痛み出したときにはかなり大きくなっていることもあります。たまに顔が大きく腫れてしまうこともあります。
お口全体のレントゲンを撮影するとわかることが多いです。
当クリニックの定期健診ではレントゲンを撮影した際に必ず確認しています。

親知らずや難しい歯の抜歯(埋伏歯)

親知らずの抜歯は歯の治療の中でかなり大変な治療です。特に下の親知らずの抜歯は術後長期間痛みが続くことも少なくありません。しかし、抜歯したほうがよい場合が多いです。

その理由は
歯ブラシが届きにくく前の歯が虫歯になりやすい。また、親知らずのはえる方向によっては、前の歯の根を吸収させたりすることがある。(放置していると、場合により親知らずと手前の歯の両方を抜歯しなければならいこともあります)

周りの歯ぐきに炎症が起こることが多い。(特に女性の場合、妊娠中に症状が出ることがあるため、早いうちに抜歯したほうがよいと思います。)

歯並びが悪くなる原因のひとつになる。

当クリニックでは抜歯が必要である理由、抜歯後起こりうる症状とその対応について説明を行ってから抜歯を行っています。

口内炎、粘膜のあれ、舌の痛み

口内炎は身体的疲労時など免疫力が低下した際に起こることが多くみられます。
通常は2~3日で治りますが、中にはなかなか治らず強い痛みが出る場合もあります。
また、粘膜のあれや、舌の痛みの原因はさまざまで診断が難しいこともあります。

口内炎、粘膜のあれ、舌の痛みでお悩みの方は一度当クリニックにご相談ください。

あごの骨折

交通事故や顔を殴られたり、子供では滑り台や机から落ちて顔を打つことであごの骨が折れることもあります。ひどい場合は口を開けたり閉じたり出来なかったり、噛み合わせが変わってしまうこともあります。手術適応の場合は大阪医療センター、大阪赤十字病院、大阪歯科大学附属病院などにご紹介いたします。

歯の周りの骨折などは当クリニックで対応可能なこともありますのでご相談ください。

あごの痛み(顎関節症など)

あごの痛みもさまざまなことが原因で起こりますが一番多いのは顎関節症です。

日本人の1/2は顎関節症といわれています。特徴はあごを動かすときに痛む、もしくは痛みが強くなるというのが一般的です。その他、口の開け閉めをすると音が鳴ることもあります。

当院では顎関節症の症状に応じて治療法を選択し治療を行っています。

顔の神経痛(三叉神経痛など)

顔面痛の中では三叉神経痛が比較的多くみられます。顔を洗うときや食事中、歯磨きの時に口の中のある部分に触れると電気が走るような痛みが出るのが典型的な症状です。頭の中の神経が圧迫されていたり、歯が原因のこともあります。脳神経外科や病院の口腔外科と連携治療が必要です。

あごの形成手術(外科的矯正手術)

あごの矯正治療はきわめて特殊な分野で、現在は一部の病院でしか保険診療が受けることができません。また、保険適応にも条件があります。

歯の周りの形成手術などは当クリニックでも治療可能です。

有病者の歯科治療

現在の日本は高血圧症、糖尿病、狭心症、肝炎などさまざまな疾患をお持ちの方が増えています。その疾患のため歯科治療が円滑に行えないこともありますが、当クリニックでは他の医療機関と情報提供し治療を行っています。
また、院内感染防止に細心の注意を払い、スタンダードプリコーションの原則に基づき治療を行っています。免疫力の低下した患者さんにも安全な歯科治療が提供できます。

スタンダードプリコーションとは感染者を隔離する従来の差別的医療をなくし、万人が感染源を持っていると考えながら感染予防を行うという考え方です。
隔離型では患者さんの申告がなければ、そのまま治療がなされるわけですので、実際は隔離できないということになります。また、感染が潜伏期の患者さんも隔離治療は困難です。
そのため、万人を感染患者さんとみなし、感染対策の質を向上させることが必要なのです。

妊娠中の歯科治療

妊娠すると、歯ぐきの炎症や歯周病、虫歯がおこりやすくなります。歯周病は早産や低体重児との関連が指摘されていますので、ご自身や歯科でお口の中を清掃し健康な口腔内の状態を維持するよう努めましょう。また、母親の虫歯菌が赤ちゃんへ移行するケースが全体の60~70%と言われています。このため、子供の虫歯対策は母親から始まります。
歯科での予防処置や健診は、妊娠中でも平気で受けられます。また、妊娠中の歯科治療(虫歯等)は、状況を考慮し、産科の先生と相談しつつ行います。基本的に安定期の妊娠4~8ヶ月が治療に適していますが、子供を予定されている女性は日ごろから口腔内のケアには気を配りましょう。

歯科恐怖症の方の歯科治療

歯科治療に対し非常に恐怖を感じる方は少なくありません。子供の頃のトラウマなどで、これは仕方のないことですが、当院では笑気麻酔、静脈内鎮静法を併用し治療を行うことも可能です。
歯科治療を受けなければならいが、怖くていけない方は当クリニックにご相談ください。