歯磨き(ブラッシング)について

歯磨き(ブラッシング)について

ブラッシングは、虫菌を歯の表面から除去するのが目的です。 酸を産生し歯を溶かす虫歯菌を、こすって除去をします。

歯磨き(ブラッシング)の重要性

ブラッシングは、お口の菌を少ない状態でコントロールするための最も重要な方法です。磨いていないという方は少なくて、ちゃんと磨いているつもりでも、どうしても自己流になってしまい、歯ブラシが当たらないままで、むし歯や歯周病になってしまう方が大半です。正しく、ちゃんとすべての場所の磨き残しがないかという視点で管理していかないとむし歯や歯周病にならないようにするのは難しいのです。

 

歯磨き(ブラッシング)のタイミング

歯磨きのタイミングは、絶対に磨いて欲しいのは、寝る前のタイミングです。
寝ている間は唾液が分泌されなくなります。そのため 菌が活動しやすく非常に危険な時間帯です。

そのため、寝る前に細菌の数を減らしておく必要があり、 寝る前のブラッシングは必要です。
重要なのは細菌を除去することですので、1回の歯磨きに時間をかけ、 プラークの除去がしっかりできるのであれば夜一回の歯磨きでも実は十分なのです。

道具と方法

 

歯磨きをするときには、何をどのように使えば良いのでしょうか?

基本は以下の①と②の併用です。 

① 歯ブラシ もしくは 電動歯ブラシ
 (表・裏・噛む面のプラークをとる道具)
② デンタルフロス ・ 歯間ブラシ 等
 (歯と歯の間の細かい部分のプラークをとる道具)

① の、歯ブラシなのか電動歯ブラシなのかは、それぞれの人によって  異なりますので、指導をうけてください。

② の、デンタルフロス(糸楊枝)・歯間ブラシは、補助器具です。
 補助といいますがこれらの器具は立派な主役で、どなたでも必須です。
 日本人はこれら補助器具を使う習慣があまりありませんが、
 欧米先進諸国では常識です。
 フロスか歯間ブラシのどちらか、もしくは両方使うことになりますが、
 これも適したものを選ぶために是非プロによる個人指導を受けてください。

基本の磨き方ですが、場所にポイントがあります。
・歯と歯ぐきの境目を磨くこと ⇒歯ブラシ・電動歯ブラシで!
・歯と歯の間を磨くこと ⇒フロス・歯間ブラシで!

決して強くこする必要はありませんが、虫歯も歯周病も、
この二つの部分から始まることが多いため重点的に磨かなければいけないのです。
歯と歯の間はふつうの歯ブラシでは磨けませんから補助器具を
使わなければいけません。

時間

一回の歯磨きで完全に細菌を除去しようと思うと、 なんと約40分(!)かかる、というのです。
毎回そこまでしなくても、虫歯や歯周病にはなりませんが、
1回1分では、やはり不十分です。

もちろんそれぞれの人によって虫歯の出来やすさ・歯の本数・歯並び等が
違いますので、それぞれ必要な時間が異なります。
あくまで目安としてですが、しっかりとプラークを除去するには10分くらい必要です。
電動歯ブラシを上手に使用すれば、もう少し短縮できるでしょう。

うまく歯磨きの時間を作ってください。
例えば、テレビを見ている時間・湯船に浸かっている時間・本を読んでいる時間・・・
などなど、じっとしていて手が休んでいる時間を有効に使っていただいて、
歯磨きに充ててください。

できれば、時々は鏡を見て自分の口の中を観察してください。
そして体のちょっとした変化に早く気づいてあげてください。
それがご自身で体を守ることになるのです。