【歯周病専門医在籍】尼崎市塚口で痛みの少ない治療を行う歯医者です

 

〒661-0002 兵庫県尼崎市塚口町4-23-2

阪急神戸線・伊丹線「塚口駅」より徒歩10
「塚口小学校前」停留所より徒歩5分 【駐車場完備】

診療時間
09:00~12:30 ×
14:30~18:00 ×

△:14:30~17:30
休診日:日曜・祝日、お正月・お盆

お電話でのご予約・お問い合わせはこちらへ

06-6422-5555

当院の親知らず移植

親知らず移植治療とは?

歯の移植をご存じでしょうか?移植と聞くと心臓や肝臓など臓器移植をイメージされる方も多いかと思いますが、歯の治療にも抜歯した場所を他の歯で補う「歯牙移植(しがいしょく)」というものがあります。

通常、歯を抜くなどしたところはインプラント、ブリッジ、入れ歯のどれかで歯を補います。ただ、どの治療方法ももとの自分の歯を上回ることはできません。そこで、当院では第4の選択肢としてご自身の親知らずをドナー歯として使う”親知らずの移植治療”があります。

歯の移植治療は認知が少なく、取り扱ってる病院が少ないです。背景として、歯の移植治療はとても手間がかかり、インプラント治療よりも難易度が高いことが挙げられます。また、インプラント治療の方が移植よりも利益が高く、成功率も移植より少し高いため、難しくて面倒で、お金になりにくい歯牙移植治療は、選択肢にも出さないで、インプラントしか勧めてこない歯科医院も多いのです。これらの理由から、当院は尼崎にありますが、歯の移植相談で大阪や西宮、宝塚など幅広い地域からもご相談を頂いています。

歯の移植治療(歯牙移植)の仕組み

なぜ一度抜いた歯が別の場所でも機能するのでしょうか。秘密は「歯根膜」と呼ばれる歯の周りの膜にあります。

膜の中には再生能力が高い細胞が含まれており、歯と骨をつなぐ役割を果たしています。この歯根膜を一緒に移植することで移植先でも、骨と歯をつなげようと再生してくれるので、一度抜いた歯もまた機能するのです。

歯根膜の細胞の量が十分でないと、骨と歯がうまくくっつかないこともあるので、移植治療では移植する親知らずと歯茎をしっかり固定する必要があります。

ブリッジで補っていた欠損部へ親知らずを移植

治療後大きく削った歯の代わりに親知らずを移植

一般的な欠損治療

<インプラント治療について>

あごの骨に人工の歯の根を埋め込む治療です。

メリット
・独立の埋め込みのため、周囲の歯への影響が少ない。
・見た目は本物の歯と遜色がない。

デメリット
・保険適応外のため、治療費が高くなってしまう。

<ブリッジ治療について>

隣接する歯を削って土台とし、橋を架けるように人口の歯を被せる治療です。

メリット
・固定力が高く、治療も短期間で済む

デメリット
・隣接する歯を大きく削る必要があり、銀歯だと見栄えが良くないことも

 

歯の移植治療のメリット・デメリット

<メリット>

・インプラントやブリッジと同様に義歯に比べて違和感がない

・自然に近い噛み合わせを取り戻せる 普通の歯と感覚が一番近い

・インプラントは歯根膜がなく少しだけ歯と違う

・インプラントと比べて、人工物ではないので、アレルギー反応や不安が少ない

・ブリッジや義歯、インプラントよりも清掃しやすい

<デメリット>

・インプラントより治療が難しい

・移植のドナーとなる歯(親知らずなど)が必要

・移植する先に骨が残ってるないとできない

・外科手術が2か所必要

・高齢の方の成功率がさがる可能性がある

 

親知らずの移植治療ができる条件

移植治療は歯のコンディションが重要になります。まずは虫歯や歯周病のない健康な親知らずが必要です。また、親知らずは大きすぎず、小さすぎない大きさであること。根の形も1根の単純な形の方が成功率が高く、著しく湾曲している、骨との癒着がある場合は難しいです。

また、移植予定のところに骨が必要です。歯を入れる予定のところの骨の量と親知らずの大きさが合うかどうか、事前にCTレントゲンで調べる必要があります。歯の大きさが合わないので基本的に奥歯が治療対象です。

 
親知らずの移植を健康保険でできる方
移植するところの歯が残っていること(他の歯科医院で抜いてしまうと健康保険が適応できなくなります。)
・大臼歯への移植であること

歯の移植治療の特徴

歯の移植治療は人工的なインプラントやブリッジにはない安定感があり、しかも自分の歯を使用するので、人工物を入れていないというメリットがあります。治療期間は約2-4ヶ月程度です。

歯牙移植は一般的に広く行われているインプラントと比べると成功率が劣ります。インプラントは骨と結合し動かないので、治療後に矯正することが難しいですが、歯の移植後は矯正治療も可能です。

治療自体は難易度が高いのですが、インプラントに比べて歯牙移植後の歯は自分の歯に近く、噛み心地が優れています。その点もメリットが高い治療となります。

親知らずの移植治療の流れ

1口腔内の清掃と消毒

2表面麻酔と局所麻酔

3親知らずの抜歯 

親知らずにダメージを最小限にして抜きます。重要なフェーズで、親知らずが割れたり状態が悪いと移植できなくなります。

4移植予定の場所の切開剥離と抜歯

移植するところは骨に親知らずが合うように入るように骨を削るので切開します。

5移植床の調整 

親知らずがきれいに入る形に骨を削ります。ここが難しいです。

6縫合

7移植した親知らずの固定

移植してすぐには定着しないので前後の歯などと固定します。

親知らずの移植症例と費用

親知らず移植の費用は、症例により異なります。基本的に保険適用の場合、移植手術3割負担で1万円、その他に初再診料、管理指導料、かぶせや根の治療、レントゲン代が必要となります。

保険適用外の場合は、移植手術10万円(税別)、かぶせの費用8万円(税別)が必要となります。

以下、ご参考として症例と費用のご紹介です。

<症例1>

治療前 歯がなく、ブリッジが入っています。

親知らずを移植、隣接する歯と固定します。

再生、定着します。

・費用:10万 (健康保険適用できなかったケース+かぶせの費用)

・リスク:定着しないことがある 親知らず抜歯のリスク(腫れ、しびれなど)

<症例2>

 虫歯の治療後で大きく歯が欠損があります。

 欠けている歯を抜歯し、親知らずを移植します。

 親知らずが定着します。

・費用2万円(健康保険適用・3割負担)+かぶせの費用 

・リスク:定着しないことがある 親知らず抜歯のリスク(腫れ、しびれなど)